甲佐町について
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甲佐町について

九州のへそに位置する熊本県甲佐町。

この地域は、かつて川が氾濫を繰り返し十分に農業もできないような場所でした。
そのような状況の中、慶長13年(1608年)に熊本城城主であった加藤清正がこの地域を訪れ、
河川改修を行い町に農業用水路を引くなど治水整備を行い、川の氾濫を防いだと言います。

この加藤清正公の治水事業のおかげで甲佐盆地に水が行き渡り農業が発展し、
甲佐町は、「町」として繁栄するようになりました。

現在も、夏には鮎釣りで賑わう緑川が町の中心を通り、かつて加藤清正がつくらせたという
水路がまちに張り巡らされるように通っています。
宿の縁側から見える水路も、清正公がかつて作った水路の名残です。
"疏水"とは、灌漑や舟運のために新たに土地を切り拓いて水路をつくり通水させること。

「NIPPONIA 甲佐 疏水の郷」という名前には、
水とともに生まれ、水とともに生きてきた町の歴史を尊重しながら、
ここに新たな歴史を積み重ねていく、という意味を込めました。

NIPPONIA 甲佐 疏水の郷

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